Wine Data
■ 生産者:Weingut Schloss Vollrads(ヴァイングート・シュロス・フォルラーツ)
■ ワイン名:1716 Cabinet Riesling trocken(1716 カビネット・リースリング・トロッケン)
■ ヴィンテージ:NV(年次表示なし)
■ 国:ドイツ
■ 産地:ラインガウ
■ ブドウ品種:リースリング 100%
■ アルコール度数:12.0%
■ 参考価格:4,000円程度
このワインについて
「1716」という名称はヴィンテージではなく、シュロス・フォルラーツが高品質ワインを選別・保管する“Cabinet Cellar(カビネット・セラー)”の思想を確立した年に由来します。
このワインは、その歴史的背景をもとに、現代的な辛口(trocken)リースリングとして再構成されたシリーズです。
シュロス・フォルラーツは1211年にワイン生産の記録が残る、ドイツ最古級のワイナリーのひとつ。現在も栽培・醸造品種はリースリングのみで、ラインガウのテロワールを純粋に表現することを重視しています。
甘口リースリングの名門として知られる一方で、実は辛口スタイルの完成度も非常に高く、この1716はその代表例といえる存在です。
外観・香り・味わい
外観はレモンイエロー~淡い黄金色でリースリングとしては濃い色調の印象。
香りは白桃や柑橘系果実(レモン)、白い花のニュアンスが重なり、またぺトロール香もはっきり感じられる。
開栓(スクリューキャップ)直後はわずかな発砲感あり。
酸味の余韻が長く、また甘みもないドライな味わい。しかし線が細い印象はなく、適度な果実味も相まって厚みのある印象。
感想
リースリングは大好きな白ブドウ品種の一つです。特に、このワインのようにドライで厚みがあるものが好きかもしれません。
リースリングで出がちなぺトロール香もリースリングが好きな大きな理由だと思います。
ぺトロール香を一言で表すなら「お道具箱」。油粘土、クレヨン、こびりついたでんぷんのり。それらが混じりあった、あの懐かしい何とも言えない香り。いつまでも嗅いでいたい不思議な魔力のある香りだと思っています。
(2026年1月6日時点での情報です。)